薬剤師の悩み

実体験から語る!ママ薬剤師として働くならどんな条件がベスト??

今回は私の実体験から、ママ薬剤師として働くとしてどんな職場を選べばいいのか、またどういった条件がベストなのかをお話したいと思います。

 

のん
のん

正直、私自身子育てと仕事の両立自体を甘く見ていました…

子育てをしながら働くということがいかに大変か…

 

どういった点で、私自身が悩み、職場を選ぶ上でどういったことが大事だったのかを振り返っていきたいと思います。

私自身の体験を語る!

私自身、元々大手の調剤薬局に勤務している間に、結婚しました。

ただ大手の調剤薬局にもかかわらず、あまりにも人員が少な過ぎて、応援もギリギリといった感じでした。

だから、まともに体調不良でも休んだことはありませんでした。

 

私が子供がいない頃、たまたま配属された店舗でも、子育て中の時短ママ薬剤師さんもいました。

そして、その方のお子さんや自身の体調不良で、しょっちゅう欠勤しており、薬局長や周りの薬剤師にも悪口を言われまくっていました。

そんな様子を側から見ていたら、子供産んで、さすがにこの職場で働き続けるのは無理だな…と陰ながら思ってました。

 

 

そして私は結婚したのち、いよいよ家のことと仕事の両立が厳しくなり、体力的に限界に…。

勤めていた大手の調剤薬局を退職することにしました。

(上司からも家から近い勤務地に異動させるから!!と何度も言われましたが、この会社自体の慢性的な人員不足の状況に、正直耐えられませんでした…)

 

そして、自転車で通える範囲の薬局を探し出し、パートとして働くことにしたのです。

 

そこの薬局は、子育て中のママ薬剤師が多く、子供の体調不良などにも理解がありました。

そして、薬局自体も有給消化も100%可能だったので、子供の幼稚園のイベントなどにも心置きなく参加できています。

そして、今現在もその薬局に席を置き、パートながら育休をとらせてもらっています。

 

 

実体験から分かるママ薬剤師の苦労とは?

 

正直、子供が生まれる前はママとして働くことを相当甘く見ていました。

ママ薬剤師として働く上での苦労は、以下の4つになります。

苦労①:子供の体調不良で呼び出しが多い

苦労②:子供だけでなく、自身も体調を崩しやすい

苦労③:子供の行事イベントで休まないといけない

苦労④休みがちになると、周りに色々言われ、気を使う

詳しく見ていきましょう!!

 

 

苦労①子供の体調不良で呼び出しが多い

特に子供の保育園や幼稚園の通い始めの1年間は、とにかく風邪やら流行の感染症を持って帰ってきます。

それにより、ママの方へ呼び出しの電話がしょっちゅうきます!!

 

のん
のん

ほんとにしょっちゅうです!!

 

私自身、長男が保育園通い始めた3ヶ月間は、1ヶ月の半分ほどはまともに保育園に通えなかったほどです。

私は職場にもお願いしたり、実家の母親にも泊まり込みで来てもらったりで、なんとか切り抜けました。

実際のところ同じ保育園のお友達も例外ではなく、みなさん同じような状況でした。

だからこそ、ママさん薬剤師は子供の体調不良の呼び出しが多い事を、相当!!覚悟しなければなりません!!

 

 

苦労②子供だけでなく、自身も体調を崩しやすい

子供が感染症にかかると、付きっきりで見るお母さんはモロかかりやすくなります!!

仕事をして疲れが溜まっているから、なおさらです。

私自身も、子供の風邪やインフルエンザ、あらゆる感染症にかかって、職場を休むハメになりました。

昔の職場で陰口を言われていたママさん薬剤師さんと同じ状況が自分の身にも降りかかってきたのです。

この時に、子育てにおいて私自身も他人事ではなかったと強く実感しました。

だからこそ、子供だけじゃなく、ママ自身も体調を崩しやすいということを自覚しなければなりません。

子供の食べかけなどは必ず捨てること!!

もったいない…そんなことは絶対考えないこと!!

これは絶対です!!

大人だから大丈夫と思っていたら大間違い!!

親ももれなく感染します!!

 

 

 

苦労③子供の行事イベントで休まないといけない

子供を幼稚園や小学校に通わせていると、あらゆるイベントが平日に開催されます。

それにより、自身の仕事の都合もつけなければなりません。

私自身、長男が幼稚園に通っていた時は、ひどい時には月2ー3回、行事ごとに参加しなければなりませんでした。

正直、有給消化可能の職場ですが、有給が足りない…それほど感じるほどでした。

 

仕事と子育ての両立がこんなに厳しいものなんだと改めて感じました。

だからこそ、ママさん薬剤師は、子供の学校行事で休まないといけないことを肝に銘じておかねばなりません!

 

 

苦労④休みがちになると、周りに色々言われ、気を使う

当然、休みをとる機会が増えたり、体調不良などの急な休みが加わると、薬局内で働く人にもものすごく気を使います。

そのことが、さらにママさん薬剤師にとって、相当なストレスになるのです。

 

のん
のん

だからこそ、職場環境はすごく大事です!!

 

実際、私自身もママ薬剤師さんたちが、職場仲間たちから陰口を叩かれていたのを見ていました。

そして、現在自分自身がママさん薬剤師という状況になって、自分も言われているんじゃないか…とか考えてしまいます。

もう一種のトラウマみたいなものですよね!!

 

とにかくママさん薬剤師は、職場に対しても気苦労が多いということを理解しておきましょう!!

 

そして、これから結婚して、子供考えているといった方なら、今いる職場は子供を産んだ後でも働ける環境なのかどうか…

 

それ自体もきちんと考えておきましょう!!

今がよければいいや…

そんな考えで、職場で働き続けるのは危険極まりないです!!!

 

 

 

産後の職場を間違えるとどういったことになる?

産後の職場を間違えるとどういったことになるのか…

一緒に考えてみましょう!!

 

子供のことで、仕事を休む回数が増えると…

①職場内で陰口を言われる。

②職場内での立場が危うくなる。

③仕事と育児の両立のストレスで仕事も続けられなくなる。

④場合によっては退職…転職の流れに…

⑤転職先でイチからの仕事内容への対応&人間関係の構築をしないといけない

⑥再び、退職、転職に悩む…

 

以後繰り返し…

 

のん
のん

こういった負のループにハマってしまいます…

考えるだけで恐怖ですよね…

実際私の周りの友達でも、そういったママ薬剤師さんが大勢います…

 

 

どんな条件で職場を選べばいいのか?ベストは?

とにかく、ママ薬剤師さんが選ぶべき職場はこちら…

①薬局店舗内の薬剤師の数が充実している

②ママ薬剤師さんが多い

③薬局長自体が有給消化に理解がある

④職場の人間関係が良好

くわしく見ていきましょう!!

 

①薬局店舗内の薬剤師の数が充実している

何より、「店舗内の薬剤師の数」は本当に大事です!!

そもそも、薬剤師の人数が足りていないと、急な休みに対応できないからです!!

その時点で、子供の休養で休むとなると、どう考えても白い目でしか見られないでしょう!!

 

②ママ薬剤師さんが多い

「ママ薬剤師さんが多い店舗を選ぶ」ということも重要です!!

なぜなら店舗内で、ママ薬剤師さんが多い方が、当然のことながら、子育てに対して理解があるからです!!

そして、お互い持ちつ持たれつの関係を維持できれば、そこまで気苦労なく働き続けることができます。

 

正直なところ、薬剤師でも、独身の方や子供がいないという方も結構います…

そうなると、ただでさえ狭い薬局内の人間関係の中で、嫉妬や憎悪など色々な人間の思いが交錯します…

 

当然のことながら、ママの経験がないと、子供のことでどれくらい休まないといけないかとかも理解できないからです!!

この状況で、子供のことで休まないといけない…となると…

そういった方にすべての負担がかかってしまい、永遠と気を使い続けるハメになります…

 

③薬局長自体が有給消化に理解がある

「薬局自体が有給消化に対して、前向きな姿勢があるかどうか」は、「薬局長自体が有給消化に理解があるかどうか」にかかってきます。

なぜなら、薬局長自体が積極的に有給消化をしてくれていれば、部下である社員やパートも自然と有給消化しやすくなります!!

これは本当に大事なことで、実際うちの薬局自体も、薬局長自体が積極的に有給消化しているので、職場内の人たちも有給消化できています。

私自身も旅行や、子供の体調不良、行事ごとでも気兼ねなく休めています。

 

④職場の人間関係が良好

当然のことながら、職場の人間関係が良好なのもすごく大事です。

子供のことで、休む必要があったときも、人間関係がいいのと悪いのとでは断然いい方がいいに決まっています!!

ギスギスした人間関係の中で、急に休む…なんて言いづらいし、相当ストレスになりますよね。

だからこそ、選ぶ際は職場内の人間関係を見るようにしましょう。

特に受付の事務さんたちの様子を見てみるのもすごく大事です。

事務さんたちの雰囲気が悪いところは、確実に職場内の人間関係が悪いことを指します。

 

 

さいごに

 

今回はママ薬剤師さんが働くべき職場の条件に関してお話させていただきました。

今現在、ママ薬剤師さんである方はもちろんのこと、今後結婚して、子供を持ちたいと考えている薬剤師さんたちの、少しでも参考になれば幸いです。

皆さんが楽しく育児・薬剤師を両立させて、よりよいママ薬剤師ライフができたら最高ですよね!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。